【baystars】ソトの残留と梶谷の移籍

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ネフタリ・ソト選手がベイスターズての残留を決めてくれました。偉い、ありがとう! メジャーの高額オファーを蹴っての残留。これはとても嬉しいニュースでした。

一方、梶谷選手はFAで読売ジャイアンツに移籍を決めました。横浜にずっといたいって言ってたのになんだよぉ、2020シーズンの活躍が素晴らしかっただけに寂しいです。

安心したのは、梶谷選手本人への批判や悪口がほとんどない(私の知る限り皆無)ということ。やはりベイスターズのファン、横浜の人は民度が高いと思いました。選手のことを理解する優しい方が多い。嬉しいことです。ますます横浜の市民球団、DeNAベイスターズの応援を続けたくなりました。

ジャイアンツファンからもこの同じリーグの活躍した選手を引き抜くやり方に多くの批判も見受けられます。私もその昔(今でもですが)ロッテが好きで、当時は巨人もセリーグでは一番応援している球団だったのですが、ロッテが久しぶりにリーグ優勝して日本一になった時、活躍した選手を引き抜かれて、その時から巨人ファンをやめたのでした。その移籍した選手たちは巨人では活躍できず、ロッテも優勝から遠ざかりと散々な思いでした。

残るソト選手、離れる梶谷選手について考えてみました。

ネフタリ・ソト選手

2017年11月、約3年前に横浜DeNAベイスターズへの入団が発表されました。入団テストの結果を受けての1年契約

ソト選手の経歴は次の通り

プロ入りしたのは2007年のMLB(メジャー)ドラフトでレッズから3巡目で指名を受けます。数年はAAAなどで出場し、2013年にようやくメジャーデビューしますが、出場した13試合はノーヒットでした。2014年は21試合に出場しますが打率は1割程度。なかなかメジャーで活躍できない状態が続きます。そして2015年に金銭トレードでホワイトソックス傘下へ、AAA級で打率.246・2本塁打・24打点の成績を残しFAの権利を得ます。2016年ナショナルズとマイナー契約し、2016年、2017年とメジャーには昇格できなかったものの徐々に成績を上げつつFA権を取得し、ベイスターズの入団テストへつながります。

ベイスターズ最初の2018年シーズン、外国人枠の中の競争もあり、まず出場機会を得ることが大変でした。最初は登録されても怪我で離脱しますが、ロペスの怪我やウィーランドに代わって一軍登録されると徐々に頭角を現します。6月からはホームランも出始め打率も4割近い数字を続けます。筒香に12本差あったホームラン数が9月10月で21本のホームランを量産して最終的には41本でホームラン王を獲得します。この活躍もあり9月に2年契約を結んでいます。

2019年もホームラン王でした。2年目のジンクスもなんのその、ホームランを量産します。打ち損じみたいな打球もスタンドインしてしまう、あっち向いてホイ打法などとも呼ばれファンを驚かせます。筒香、ロペス、宮崎と強力打線の一角で層も厚くなり、ベイスターズの野球はとても楽しい野球になってきます。

アメリカでのプロ入り以来、10年間メジャーに上がれず、やっと日本で花開きました。プエルトリコ出身のソトにとって、監督が同じ中南米ベネズエラ出身のラミレスだったこと、いろいろと教えてくれるロペスの存在、エスコバー、バリオスと同郷に近い選手が多いこともプラスになったと思います。

●ソトが残留を選んだ理由(推察)

報道では奥様が横浜での生活をソト本人と共に気に入ってくれていること、新型コロナウィルスのことえを考えると日本にいる方が安全という判断ということのようです。私はそれだけではないと思っています。10年間アメリカで思うような結果をだせなかったことで、メジャーリーグに対する厳しさや、もしかしたら自分には合っていない、日本の投手の方が自分で合っている(結果を残せる)、野球で結果を残す環境として手ごたえをつかんでいるんじゃないかな。

私も日本企業で育ち、一時外資系(アメリカの会社)に転職をしましたが、仕事に対する考え方や、厳しさ、習慣が異なります。給与だけではない様々な違いを考慮しないと総合的にどちらが良いとは判断できません。もちろん、給与、待遇は最も重要だと思いますが、勤務地や人などの環境も仕事をする重要な要素です。来年または数年後のことまで考えるとどちらが良いかはその人の考え方によります。

ラミレスが退任して、ロペスを残留させることができなかったベイスターズは、ソトに対しては成績もさることながら、外国人選手のリーダーや筒香が抜けた後頑張っている若い佐野選手と共に、打線で最も重要な役割を期待しているでしょう。メジャー(Met’s)からの2年10億以上のオファーに対して、球団としてはリスクのある3年という長期で総額としては同等の10億程度の提示は相当がんばった内容です。天秤にかけると確実性、安全性、将来性、私は横浜に残留することは納得できます。

日本の他球団からどのようなオファーがあったのかなかったのはわかりませんが、そこは「横浜愛」だと信じて喜ぶことにします。横浜は日本人でも住みたい街で常にトップクラス。本当に良い街です。

では梶は?

梶谷隆幸選手

なんとなくですが、移籍しちゃうだろうなと思っていました。日本シリーズでソフトバンクにコテンパンにやられたジャイアンツ。打線の主軸に坂本、丸、岡本とバランスよく好打者を揃えてペナントレースを圧倒的な強さでセントラル・リーグを制しましたが、強化するとしたら、1番打者と菅野が抜けるかもしれない(抜けないとしても)投手陣でしょう。

梶谷選手の経歴をおさらい

2006年の高校生ドラフト3巡目で指名されます。年棒は500万円(契約金4500万円)
島根県の開星高校で甲子園に出場した時は1番ショートで1回戦敗退しています。

一軍に出場できたのは2009年のシーズンで、ホームランも打ちましたがレギュラー定着とはいかず、翌年2010年はわずか5試合の出場で、2011年も故障で出場できませんでした。2012年から中畑監督なり抜擢されますが、2013年まで故障や不振にも悩みます。2014年に外野手に転向し徐々に成績を伸ばしていき、盗塁王、守備力も評価され、打率も2015年にかけて安定していきます。

2016年ラミレス監督下でも怪我や故障に悩まされながらも出場機会があれば記憶に残る活躍をします。初めてのCSではベイスターズのCS初ホームラン、初打点を記録。死球で骨折したにも関わらず守備で好プレーを見せるなど熱いプレーでファンを魅了してくれました。2017年、2018年、2019年の3年間はやはり怪我と故障、不振がつきまとい、若い選手の台頭に危機感を持ちながら1軍と2軍を行き来していました。2017年はホームラン21本20盗塁で日本シリーズ出場に導く活躍で年棒も1億超えを勝ち取りましたが三振の多さも目立ったシーズンでした。梶谷選手は感情を表に出さないタイプなので三振してクールな表情にファンから誤解されやすく批判もされました。2018年は神里の台頭とまたもシーズン中の死球による骨折で思うような成績を残せません。2019年後半は活躍するも前半の出遅れと不振の印象も強く球団の評価も25%近い減俸という結果。

ここで腐らずさらなる努力を積んだと推察
FA権取得前の正念場!

2020年の活躍はおそらく初めてシーズンを通して成績を残せたのだと思います。FA取得前の重要な一年でやっと満足できる成績を残せました。ここぞというときに怪我や故障してしまう悔しさ、実力が発揮できない悔しさ、機会を与えられない悔しさなどを味わってきた中で打率が佐野に次ぐ2位で最後に追い上げました。そしてコロナ禍で観客がいない、少ない中で印象に残るホームランやタイムリーを打つ、これぞ梶谷という魅力を発揮できたシーズンが2020年

●梶谷選手の巨人入りの判断(推察)

FA取得のタイミングである2020年でこの活躍。自分自身を信じて努力が報われたこのタイミングで一番うれしいのは、自分のことを理解し評価してくれることでしょう。また、結婚して家族もできると自分自身の思いだけではなく、将来のことなど考えるでしょう。4年という長期間で8億という安定した待遇と評価は、2017年に勝ち取った一億円超の年棒から2019年に7500万円に減俸という経験をしていることもあり、金額以上にその評価に心が揺れるのは当たり前。

32歳というピークに近い年齢ということもあり、現役を退いた後のことも考えるでしょう。そして読売のことですからそういう話もするでしょう(ずるい)。詳しくは私もわかりませんが、日本の野球界は巨人に在籍したことが野球人生の勲章みたいなところがあるのかもしれません。解説者、コーチ、監督など道が広がるという印象があります。

梶谷選手は間違いなく、横浜とベイスターズ、ベイスターズファンに愛着や感謝の気持ちがあるでしょう。でも(特に)彼クラスはベイスターズの選手である前に野球人であり、野球を愛する人ですから、筒香と同じく野球界のことを考える立場でもあります。ジャイアンツで活躍すれば、ジャイアンツファンが喜ぶし、良いプレーをすれば野球ファンが喜ぶ。そしてずっと野球に関わって生きていきたい。そんなことを考えて自分の人生の選択をしたのでしょう。そう思う選手のためのFA制度でもあります。

不安を挙げればきりがなく、怪我、故障して出場機会を得られなくなるのではないだろうか? ベイスターズファンからも批判を浴びるし、お金で動いたと悪口も言われる。チームメイトになじめるのか・・・など
彼は自分を信じてあらゆるリスクやマイナス面も含めて納得したうえで判断しました。ベイスターズ戦ではあまり活躍してもらったら困るけど、野球選手としての活躍と一層の成功を祈ります。

しかし、しかし、読売ジャイアンツはこういうやり方でいいんでしょうかね~
そこは全く納得していません。

まとめ

2人とも、野球することを職業として生きていける氷山の一角の成功者です。
ベイスターズファン心理は、

「ソトえらい、梶谷もう嫌い」

かもしれません。特に横浜DeNAベイスターズの梶谷隆幸選手が大好きなファンはショックでしょう。しかし厳しい世界で野球選手として長い間、苦しみ、悩み、生き残るために努力や試行錯誤してきた背景があり、それぞれの考えで決めたことですから、私は二人とも温かく見守っていきたいと思います。もちろんソト選手のベイスターズでの活躍に大きな期待をします。

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来シーズンはハマスタで大声出して応援したい!!

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